コミュニティ救援に関する公開書簡
日本在住ベトナム人協会からの公開書簡
武漢ウイルスのパンデミックにより日本で苦境に立たされている同胞への救援について。
日本在住ベトナム人協会(VAJ)は、この2週間にわたり、武漢ウイルスのパンデミックの中で個人および家族の被害状況についての情報提供という呼びかけにご協力くださった皆様に感謝申し上げます。これにより、本協会の生活支援部 緊急救援チームは、不運にも困窮されている同胞の方々の困難の度合いを大まかに把握することができました。
日本に暮らすすべてのベトナム人同胞が、この歴史的なパンデミックから多かれ少なかれ被害を受けていると言っても過言ではありません。1万分の1ミリにも満たない小さなウイルスが世界を混乱に陥れており、今後どのような影響をもたらすのか、誰にも予測できない状況です。
特に、各方面からの情報をもとに、VAJは、日本にいる約40万人の留学生・技能実習生のうち、非常に多くの方がパンデミックにより極めて苦しい状況にあることを把握しています。労働契約の終了後に帰国できず、収入も支援の手立ても失い、満足に食事を取ることも、暖かい寝床で眠ることもできない方が大勢いらっしゃいます。
このパンデミックを乗り越えるためには、衛生管理を徹底して感染防止に努めることに加え、苦難の時に支え合い助け合う精神が欠かせません。「葉の良いものが破れた葉を包む」という相互扶助の心、衣食を分かち合うという先祖代々受け継がれてきた道理は、幾多の悲劇を乗り越えて私たちの民族を存続させてきました。
このような認識のもと、VAJは「コミュニティ救援」プログラムを実施することを決定し、精神面・物質面の双方から困窮する同胞を支援し、共にこの困難な時期を乗り越えていけるようにしたいと考えています。
最も効果的な救援活動を行うため、カトリック・コミュニティや仏教徒団体などとも連携いたしますが、同時に、皆様および日越のボランティア団体・組織等の皆様の温かいご支援を呼びかけ、パンデミックで困窮する留学生・技能実習生に必要な日用品を届けるための救援基金へのご協力をお願い申し上げます。
救援のニーズは非常に大きいと予想される一方、救援物資を本当に必要としている方々に直接届けるための人員と資金には限りがあるため、緊急救援チームの能力と、ご賛同くださる個人・団体の支援状況に応じ、救援活動は複数の段階に分けて実施いたします。
緊急性の高い第一段階では、VAJの以下の地域代表者:
(1) 札幌
(2) 埼玉
(3) 神奈川
(4) 滋賀
(5) 奈良
(6) 兵庫
(7) 大阪
(8) 福岡
が、本当に困窮し救援を必要としている同胞のご自宅まで救援物資を届けるよう尽力いたします。
救援物資の内容:
– 米 5kg
– インスタント麺 5袋
– インスタントフォー 5袋
– 缶詰 1個
– ヌクマム(魚醤)1本
迅速で効果的な救援活動のため、本当に困っていらっしゃる皆様は、以下のフォームにご記入ください。
https://forms.gle/qv2H4bSa2WT5pHD56
ご質問は以下までお願いいたします:
– 協会Facebook:https://www.facebook.com/hiephoiVN
– 協会メール:hiephoinguoiviet@yahoo.co.jp
この緊急救援活動は、需要と供給の差、また個人・家族ごとに異なる困難な状況の多様さから、行き届かない部分があることは避けられません。それでも、たった一粒の米、一滴のヌクマムでも受け取った方の心を温める力があるならば、VAJは、私たち全員がこのパンデミックによる困難な時期を乗り越えるまで、救援活動を続けてまいります。
そして当然のことながら、たとえ一粒の米、一滴のヌクマムであっても、皆様の温かいお心が込められたご支援には、VAJ全メンバーが心からの喜びと深い感謝をもって受け止めさせていただきます。
謹白
日本在住ベトナム人協会
会長 グエン・フォン・カイン
