倉庫から教室へ ― 日本の地でベトナム語を守り継ぐ場所
滋賀県彦根市で、子ども向け無料ベトナム語教室が開講
4月初旬、彦根市にて、ひとつの特別な教室が正式に開講しました。
大きな看板もなければ、立派な施設もありません。約30組のご家族が、温かくにぎやかな空間に集まり、子どもたちの笑い声と保護者の喜びの声が溶け合う、そんな教室です。
何よりも特別なのは……この教室、もともとは教室ではなかったのです。以前は、あまり使われていない倉庫でした。
しかし、何十人もの方々が手を取り合い、一人ひとりが少しずつ力を、少しずつ時間を持ち寄ったことで、その場所は「生まれ変わり」ました。掃除をする人、修繕する人、片付ける人……皆が集まって、古びた空間を立派な教室へと変えてくれたのです。
ですからこの場所は、ただの教室ではありません。次の世代を思うコミュニティの心遣いと、責任感と、愛情の結晶なのです。
開講式は親しみのある、温かな雰囲気の中で執り行われました。運営チームはフォーボーとチェ(ベトナムのスイーツ)まで用意してくださり、日本にいながらにして、誰もがふるさとの味を懐かしく感じる時間となりました。
この教室は、特定非営利活動法人 日本在住ベトナム人協会が運営しています。掲げる目標はとてもシンプルですが、何よりも大切なものです――子どもたちがベトナム語を守り、伸ばしていけるように。
なぜなら私たちは、誰よりもよく知っているからです。
「ベトナム語が在るかぎり、ベトナムは在る。」
ご関心のある保護者の方は、Inbox(メッセンジャー)よりお問い合わせ・お申込みください。
小さな教室ですが、大きな夢を背負っています 🌱
#hiephoi #congdong #tiếngviệt
