NPO法人 日本在住ベトナム人協会
VAJ
NPO Hiệp hội Người Việt tại Nhật Bản
NPO法人 日本在住ベトナム人協会
Vietnamese Association in Japan
2022年 忘年会

2022年 忘年会

昨日12月29日、特定非営利活動法人 日本在住ベトナム人協会(以下、協会)は忘年会を開催し、関東地区の会員や友人が多数参加しました。会場はおなじみのレストラン「Vietnam Garden」。式は午後5時に始まり、午後9時近くまで続きました。

幕開けは、しなやかなアオザイ姿の二人による「Hello Vietnam」のダンスと、常任委員のクアン・グエン氏による開会の挨拶で、扶桑(日本)文化における「忘年会」の意味と歴史についての話が紹介されました。忘年会はベトナム文化と日本文化の双方において、皆で集まり、過ぎ去った1年を振り返る機会です。式の中で協会は、コミュニティ建設活動に多大な貢献をした若い5名の代表者を表彰しました。技能実習生のためのファン・ボイ・チャウ日本語学校、留学生の就職支援、メディア・出版活動、行政体制の整備と支部発展、ベトナムのイメージを日本社会に広めるための交流拡大など、それぞれの分野で尽力された方々です。

この1年を振り返ると、若者向けの民生・社会プログラムを通じて、規模はまだ限られているものの、協会は在日ベトナム人コミュニティにとっての健全な集いの場となりつつあります。「旧正月の集い」「フンヴオン王の命日祭」といった伝統行事や、「お花見交流会」「料理と芸能の交流会」「Kết Nối サマーキャンプ」といったコミュニティ活動が、活発な若者たちが集まる場として根付いてきました。昨日の忘年会も、参加者の10人中9人が30歳前後という、まさにそうした集いの場のひとつでした。

より広い視野で見ると、2022年は武漢発の感染症(コロナ禍)の2年間を経て、日本が一歩ずつ回復していった年でした。在日ベトナム人コミュニティもまた、力強い反発力を見せました。日の出ずる国であるこの日本で、起業し、ベトナム人向けの独自ブランドやサービスを立ち上げる若者が増えてきています。こうした若い才能の方々の協力に恵まれ、協会は、日本社会におけるよりよいベトナムのイメージづくりに、これまでも、そしてこれからも力を尽くしていきます。報道で繰り返し目にしてきた、技能実習生の失踪問題や行政の腐敗・不祥事といった暗いニュースを、徐々に塗り替えていくのです。

忘年会は、おなじみの「一本締め」で締めくくられました。4時間という時間は短いものでしたが、協会の会員と友人が言葉を交わし、絆を深め、そして「コミュニティと社会のために実のある行動に参加したい」という若者の熱意を分かち合う、貴重な機会となりました。激動の2022年を締めくくり、協会は今後も、在日ベトナム人の名誉と権利を守る役割をより強く果たすべく、多くの活動を展開していく予定です。遠く離れたこの日本という国で、祖国を愛するベトナム人を代表する立場へ、一歩また一歩と近づいていきます。