潘佩珠先生没後80年法要のお知らせとご招待
同胞の皆様
1905年春、サオナム・潘佩珠先生は同志のダン・トゥ・キン氏、タン・バット・ホー氏とともに、ベトナムからフランス植民地支配からの祖国解放の道を見出すべく、4ヶ月にわたる旅路を経て日本へ到達されました。潘先生と同志たちの努力は望むようには実りませんでしたが、その愛国心と民族独立への闘志は青史に刻まれ、私たちベトナム人の心の中で永遠に輝く道義の模範となっています。
世界各国にあるベトナム人コミュニティとは異なり、日本のベトナム人コミュニティは、潘佩珠先生と東遊運動が日本に残した、極めて貴重な精神的・物的遺産を受け継ぐという幸運に恵まれています。精神的遺産は、愛国心と民族独立への闘いの精神という、輝かしい模範です。代表的な物的遺産としては、志士チャン・ドン・フォン氏の墓、潘佩珠先生が浅羽佐喜太郎医師への感謝を込めて建立した記念碑、潘先生と日本・中国の政治家らとの間で交わされた書簡、その他、潘先生と東遊運動の青年たちが日本での活動期間中に残した(既に発見された、またはまだ発見されていない)多くの史料・史跡があります。
運命のめぐり合わせにより、潘先生が日本に来られてから100年後、私たち日本のベトナム人コミュニティは形成され、ますます大きくなりました。潘先生をはじめとする先人たちが残してくださった遺産を大切にし、守り、活かすことができれば、私たちの精神的な暮らしはより豊かで意義深いものとなり、これらの遺産は、互いの絆や団結を深め、日本のベトナム人コミュニティが将来にわたって持続的に、発展的に、長く成長していくための支えとなるはずです。
今年、10月29日は潘佩珠先生没後ちょうど80年にあたります。潘先生の功徳を改めて偲び、先人たちの足跡を継ぐ責任、潘先生と東遊運動の民族独立と国家革新の願いを実現するために努力し続ける責任を、互いに確認し合う機会とするため、日本在住ベトナム人協会では、「潘佩珠先生没後80年法要」を以下のとおり開催する予定です。
– 日時:2020年10月31日(土)17:00開始
– 場所:六郷地域力推進センター
(Rokugou Chiikiryoku Suishin Center)
東京都大田区仲六郷 2-44-11 (Ohta-ku, Naka-Rokugou 2-44-11)
京浜急行 雑色駅(ぞうしきえき)より徒歩2分
– 内容:
(1) 潘佩珠先生没後80年法要
(2) 潘先生の民族独立・国家革新への願いについてのご紹介
(3) 東遊運動 — 過去と現在 についての座談会
(4) 潘佩珠学術部の発足と活動についてのご紹介
日本在住ベトナム人協会よりお知らせ申し上げます。皆様お誘い合わせの上、潘先生と東遊運動の先人たちに恥じぬよう、共に努力することを誓い合うこの場に、ぜひ大勢でご参加くださいますよう心よりお待ち申し上げております。
東京、2020年10月5日
日本在住ベトナム人協会
