「コミュニティ救援・武漢ウイルス対策 第4次」のお知らせ
同胞の皆様
8月25日正午12時、日経平均株価は、武漢コロナウイルスの影響による6か月以上にわたる下落を経て、2万3,419.54円という高値を記録しました。これは、特に英米における治療法・ワクチン開発の進展に対する市場の期待の表れと言えます。一方で、金融の専門家による分析では、この株価上昇は長らく待ち望まれていた「期待」による心理的なものであり、実体経済の回復を反映しているものではないとも指摘されています。
8月24日に開催された厚生労働省の専門家会議では、第2波は死亡者数も少なく、致死率も第1波の6%に対し4.7%と低く、すでにピークを超えたと評価されました。実効再生産数も1を下回りましたが、大阪、沖縄、愛知、福岡など一部の府県では重症者数が増え続けており、また増減傾向がはっきりしない地域もあるため、感染再拡大のリスクは依然として残っています。専門家会議の結論としては、感染対策への警戒を続け、検査体制および治療体制の強化を進める必要があるとされました。
このような情勢から、私たちのコミュニティもまだ武漢パンデミックの脅威から抜け出せておらず、多くの個人・家族が引き続き困難な状況にあることが分かります。地震の余震が、本震で弱った建物や構造物を本格的に破壊するように、パンデミックも、収束の兆しが見え始めても、これまでの半年余りの猛威の中で、多くの仲間たちは物質的に困窮し、精神的にも疲弊しています。最近、日本のメディアで取り上げられているベトナム人による胸の痛む犯罪事件の数々も、ある意味では、パンデミックの影響によるコミュニティ内での倫理観の低下を示す兆候と言えます。
このような状況を受け、日本在住ベトナム人協会では、これまで日本社会から何の支援も受けられなかった、不運な同胞をさらに支援するべく、第4次救援活動の開始について議論してまいりました。
緊急救援セットの内容はこれまでと同様、米10kg、インスタント麺5〜10袋、インスタントフォー5〜10袋、ヌクマム2本、肉または魚の缶詰数個、などとなります。
救援を効果的かつ迅速に、そして「必要な人に必要なときに届ける」よう強化するため、VAJでは各地域の有志の方々に協力者として登録いただき、各地域で支援を必要とする同胞の確認・申込登録を行っていただきたいと考えております。
正確な住所付きの受取人リストを受領後、生活支援部より各地域の協力者の住所宛てに救援物資をお送りし、そこから配布いただくか、各地域のニーズや状況に応じて受取人に直接お送りいたします。申込フォームは、協力者の方々に個別にダイレクトメッセージでお送りいたします。
最大限努力をしてまいりましたが、これまでと同様、今回の救援物資の数にも限りがあります。そのため、申込フォームを受け取られた協力者の皆様には、2020年9月7日までに受取人リストを送信していただきますようお願いいたします。生活支援部では、申込物資数が許容数を超えた時点で受付を締め切らせていただきます。
VAJを代表して、改めまして、本日2020年8月25日より「コミュニティ救援・武漢ウイルス対策 第4次」の開始を宣言いたします。
このFacebookを通じて、今回の救援活動の協力者になりたいとのメッセージを皆様からお寄せいただけることを心よりお待ちしております。皆様お一人おひとりが武漢ウイルスに打ち勝てるよう、健康をお祈り申し上げます。
謹白
日本在住ベトナム人協会
会長 グエン・フォン・カイン